特徴
猿田彦神社の御神田は、豊かな実りを願う御田祭の舞台となる田です。本殿の後方にあり、毎年5月5日には、早苗を植える神事が行われます。祭りは三重県の無形民俗文化財に指定され、田植えと芸能が結びついた伊勢の伝統を伝えています。桃山時代の風俗を思わせる衣装をまとった植方が、笛や太鼓、ささら、鼓などの囃子に合わせて苗を植えるのが挿苗の儀です。続いて御神田の中央で、えびすと大黒を描いた大きな団扇を打ち合わせる団扇角力が行われ、豊作や豊漁を占います。田での神事が済むと場所を拝殿前へ移し、豊年踊や団扇破りへと続きます。こうした一連の行事から、神社への祈りが米作りや人々の生活と深く関わってきたことが分かります。普段の御神田は、祭りの時だけに設けられる舞台とは異なり、稲の生育を通して季節が移る場所でもあります。見学の際は田や祭具に立ち入らず、神事を妨げない位置からご覧ください。祭典当日の進行や雨天時の参列範囲は、猿田彦神社の最新告知で確認できます。
参考資料:境内のご案内・御神田(資料をもとに当サイトが作成)
おすすめ
「御神田」は、神社の建築や地域の信仰に関心がある人におすすめです。境内の建物や石造物を見比べ、由緒を読みながら静かに参拝する過ごし方がおすすめです。
季節ごとの見どころ
通年の見どころ
参拝できる範囲で社殿や参道、由緒を伝える案内に目を向けられます。地域に続く信仰や建築の細部を、時間をかけて味わえます。
おすすめ・季節の参考情報
掲載説明と参考資料をもとに編集。確認日:2026-10-29